『天使突抜六丁目』公開期間中に K’s cinema ロビーで展開される【天使突抜六丁目の世界展】。
イラスト、デコレーション、様々な装置がご来場の皆様を待ち受けておりますが、そのひとつとなる “Soundscape for 天使突抜六丁目” の正体を、ここに公開します。
こちらの動画と、装置の仕掛け人の言葉をご覧のうえ、劇場で触れてみてください。
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【Soundscape for 天使突抜六丁目】
杉本「これはね、彼らの訴えなんですよ……警告してるんです!
だから、私はその声に耳を傾けてるんですよ…聞こえませんか?」
映画『天使突抜六丁目』シナリオより
地図を眺め、空想の旅に出かけたことはありませんか?
想像は自由で、とてつもなく広い世界です。私たちは生活の中で五感を使って
いろいろな息づかいを感知し、安堵や喜び、恐怖すら感じる能力を持っています。
『天使突抜六丁目』公開期間中に劇場で展示をする装置「Soundscape for 天使突抜六丁目」は、
目を凝らし耳をすませば聞こえてくる様々な気配を感じ想像していただく
サウンドインスタレーションです。
この装置は、体験者自身がオブジェクトを自由に選択配置することによって、
アバウトな規則性に従って音が生成されます。
時間という不可逆の流れの上で生活している私たちにとって「選択」は非常に重要な要素です。
いろんな物や情報が既に存在し、ある程度の予測がつく世の中ですが、
自由に想像する力もまた「選択」の手助けをしてくれるのではないでしょうか。
映画『天使突抜六丁目』の中で、柄本明さん扮する “ 杉本 ” は、
そんな事を言いたかったのではないかと想像してみました。
ぜひ、地図にない街『天使突抜六丁目』で見え隠れする空蝉(うつせみ)と
虚構に潜む隠されたメッセージや景色を自由に空想してください。
____________________________ Soundscape 音響 弥栄裕樹
このsoundscape装置が劇場に登場します。名付けて「テンミン」。
こうご期待!
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テルミンみたいな形なので『天使突抜』のテンを取って『テンミン』と名づけます。
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