『天使突抜六丁目』本予告編が完成しました。
どうぞご覧ください。
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◎本作を劇場でお得にご鑑賞いただける前売チケットです。
◎全国共通観賞券なので、本作を上映するいずれの劇場でもご使用いただけます。
◎上映劇場の窓口、各地のプレイガイド、チケットぴあにて発売いたします。
◎劇場では、公開前日までのお取り扱いとなります。
【チケット劇場販売特典】
◎本チケットを上映劇場窓口でご購入の方に、下記の前売特典をプレゼントいたします。
◎チケット1枚ご購入につき1部進呈となります。
提供:森下仁丹株式会社
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東京、京阪神に続き、名古屋での公開が決定しました。
味のある繁華街、今池にある「テーク」という愛称でお馴染みの、
名古屋シネマテークさんで年明け公開予定です。
公開日等の情報につきましては、決まり次第発表いたします。
中部の皆様も、どうぞお楽しみに。
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各氏より本作へ頂戴したコメントを、随時掲載してゆきます。
公開が近づくにつれて、増えていきます。
様々な角度から見えた『天使突抜六丁目』。
作品ご鑑賞のお供に、こちらもあわせてご覧ください。
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何より目をひくのは映画のあちこちに出現する「窓」だ。時に抑圧的に、時にユーモ
ラスに窓は内と外との境界をきわだたせる。窓に向かってぽつんと坐る人形化した男
の表情がとりわけ印象的だった。彼はいったいどうやればこの窓を軽々と超えること
ができるのか・・・。やがて山田雅史の一貫したテーマ「暴力」と「脱出」があり、
映画は驚異的な終局に向けて突き進む。「天使突抜」の意味が鮮やかに理解されるの
はここからだ。現代日本映画がこれほどまでに神々しくあることが可能なのかと、私
はあらためて驚嘆した。
−− 黒沢 清(映画監督)
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歩行者は警備員の誘導によって道路工事を知覚する。彼らがいなければ、目の前の工
事に気づきもしない。しかし警備員の慧眼をもってしても当の警備員自身が道に迷っ
てしまうのだから、「実在」するというその町の住環境のいびつさは強烈だ。工事は
道路を造り、道路は次の工事のために伸張してゆく。その循環構造の中で心細く屹立
する警備員は、「絶対逃げられへんぞ」という声を背負い、どこまで逃げてくれるの
だろうか。
−− 冨永昌敬(映画監督『乱暴と待機』)
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ブルーグレイの色味のような不安とやさしさの印象の映像美と、作品全体を覆うまる
で効果音のような時に癒やしの、時にヒステリックな音楽が、この作品の浮遊感を象
徴しているように感じられる。この作品の中の「天使」は そのシーンとは関係なしに、
蒼い夜明けや蒼い夕刻に現れるそれのようだ。好きな人と共にどこかへ逃げる、とい
うロマンチックなシークエンスはこれほど甘美なものなのかと思わせられるが、その
ロマンスは短く、ファンタジックな中に現実のシビアさがオーヴァーラップする。脚
本的にも、設定の割に普段わたしたちが日常話しているようなセリフが多く、最初か
ら甘めのファンタジーを期待する人は裏切られるだろう。天使突抜町が京都に実在す
る町であることから架空の町の発想を得たというが、ほとんどが標準語で、現実の京
都の閉鎖感とはまったく異質な、作品独特の閉鎖感となっている。主人公の男は、作
品の中での始まりと、残酷ゆえにますます美しいラストシーンのあとではどのような
心境的変化を成したのであろうか、と考える間も許さず本作品は終わりを告げる
−− 戸川 純(歌手・女優)
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超現実主義(シュルレアリスム)画家・山田雅史は、18歳で映画作家になってより
映画の現実時間に身を座していたように思う。油臭い労働者、マグロ、そして警備
員―ヒザから地面の抗いがたい重力に囚われ、やがてこの世の底へ下る坂を駆けて
いく主人公のように。
警備員、タクシー運転手、清掃夫、と言うらしい。
人が一生の最期に選ぶ部屋「終の棲家(ついのすみか)」を職業に言い換えた、
終の仕事。
晩年に会社を追われ金も残らず、人生の最期をつなぐ仕事。疲弊と恐怖とは時間と
共に増し、この映画の杉本の言うとおり、確かに人を変えていく。都心に出て5年、
警備をしながら映画を続けている僕はそう実感する。
山田雅史の画を、映像に加える迷宮じみた色彩変調を観れば、現実がもう少し塗り
替えられることを思う。しかし山田は倦怠が人を狂わせんばかりの時間にいまなお
身を置く。
映画を志したそもそもの動機―絵画は風に揺れるブランコを描くことは出来る、し
かしブランコを揺らす風の時間は映画にしか描写できない―と山田がかつて語って
いた倦怠極まりない時間を信じるかのように。
『天使突抜六丁目』は永い倦怠極まる現実時間の最後、超現実を目撃しようとする。
−− 木村文洋(映画監督『へばの』)
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わざと、知らない路地に入り込むことがある、迷うために。
京都には、わたしの知らない、
どこか「ちがう世界」につながる場所が時折、存在する。
だからこの街は、時の流れに追いつけない人達に優しい。
そんな京都の街を描いた映画です。
−− 花房観音(官能女流作家・第一回団鬼六賞受賞「花祀り」)
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相反する世界観の共存。
淡々と進んでいるようで しかし 一つ一つに
物事をしっかりと考えさせる。
徐々に、その世界へ引き込まれていきます。
−− 秋田ゴールドマン(SOIL&”PIMP”SESSIONS)
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現状に100%満足できる人なんていない。だからとにかく突破したい。年齢を重ね
るにつれ忘れがちになってしまう単純な苦悩を、リアリティなんていうつまらないも
のじゃなくて、ファンタジーとして呼び起こそうとする山田監督のケレン味は唯一無
二のものだ。そんな山田映画の醍醐味を堪能するには、スクリーンに映し出される闇
と光を見て、徹底的に設計された音に痺れて、劇場ロビーに置かれた山田画伯絵画を
生に感じるしかない。つまり劇場に行くしかない。現状を突破できるかどうかの苦悩
はそこから始まる気がして、事実、映画を体験した僕自身も苦悩し始めてしまった。
−−吉田浩太(映画監督『ソーローなんてくだらない』『ユリ子のアロマ』)
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『天使突抜六丁目』の上映劇場で販売されるグッズのひとつ、「赤鬼キャンディ(麿飴)」が完成しました。
本作に登場する、麿赤兒さん扮する「赤鬼」という主人公を追い詰めるコワいキャラクターをフィーチャーした飴です。
“大駱駝鑑”を率いて日本の舞踏界を背負って立ち、日本映画界切ってのバイプレーヤーとして活躍を続ける麿赤兒さんが、誰もが予想しなかった、まさかのグッズ化。かわいいレモン味のキャンディとなりました。
まさに、顔はコワイが味はアマイ!麿さんご公認のオリジナルグッズ、完成です。
こちらが完成した飴。『天使突抜六丁目』公開劇場で販売されます。
…これは尋常な沙汰ではない、と、山田監督はじめスタッフが、この飴工場のある名古屋へと飛び、その製造工程をつぶさに記録して参りました。
日本の消えゆく伝統工法とも言える飴製造の模様。その現場に潜入した記録は、眼を見張るものがあります。どうぞその様子を、お愉しみください。
【「赤鬼キャンディ(麿飴)」製造ノ様子(ムービー)】
_shooting & cutting by Masafumi Yamada
【「赤鬼キャンディ(麿飴)」製造ノ様子(スチル)】
_photo by Michio Takeda
製造工程を撮影する山田監督。真剣です。
工場の皆様、撮影と飴制作へのご協力を、ありがとうございました。
皆様、どうぞ劇場でこの「赤鬼キャンディ(麿飴)」をお求めください。
東京の封切りにつづき、京阪神での公開劇場が決定しました。
【大阪】梅田ガーデンシネマ
【京都】京都シネマ
【神戸】神戸アートビレッジセンター
公開時期や特別情報など、随時お知らせしていきます。
他の地域での上映も、決まり次第お知らせして参ります。
ご期待ください。
『天使突抜六丁目』をお得にご鑑賞いただける前売券(全国共通鑑賞券)が、封切館である新宿K’s cinemaと各種プレイガイドにて発売開始されました。
価格は1,300円(税込)です。
販売は、劇場公開日の前日まで。
さらに、本券を劇場でお買い求めの方には、特典のオリジナルステッカーをプレゼントいたします。
これ、どこか見覚えがありませんか?
京都の街を歩いているとよく見かける、ホーロー住所看板。
旧いものでは明治時代に設置されたものもあり、京都市内では、いまだその役割を果たし続けていたりします。
京都独特の住所名が記された懐かしい風情のあるアイテムを、映画の中だけに存在する住所名「天使突抜六丁目」仕様でかわいいサイズ(実寸の1/9)のシールに仕上げました。
これをあなたのお好きなところに貼れば、そこはたちまち異界の入り口に…?
なお、このシール制作にあたり、ホーロー住所看板の発信元である森下仁丹株式会社さまからご協賛をいただきました。
さらに、『天使突抜六丁目』公開期間中、森下仁丹株式会社さんとのコラボで、劇場ロビーに “ 何か ” が登場する予定です。こちらもご期待ください。
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『天使突抜六丁目』第二弾チラシをリリースします。
こちらのチラシ表紙が、本作のメインビジュアルです。
ポスターもこのデザイン。
9月20日から開催される“ 第33回ぴあフィルムフェスティバル ” 東京会場での設置から、リリーススタートです。
本作の山田監督は、第26回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)で『つぶろの殻』という長編作品が入選・観客賞を受賞しており、PFF出身監督とも言えます。
『つぶろの殻』
(2004年/digital/70分/山田雅史監督)
★第26回ぴあフィルムフェスティバル(入選・観客賞受賞)
★第23回バンクーバー国際映画祭
★第9回プサン国際映画祭
★第11回サラエボ映画祭
また、PFFの第28回、第29回映画祭では、上映プログラムの頭に流される先付トレーラーを山田監督が制作しており、そのセンスとユーモアが炸裂した小粋な作品が好評を博しました。
それがこちら。
『ボスのいちばん長い日』★第28回PFF先付トレーラー
(2006年/digital/1分/山田雅史監督)
『ボスのいちばん長い日2』★第29回PFF先付トレーラー
(2007年/digital/1分/山田雅史監督)
『天使突抜六丁目』にも、どこかにこの作品に関連する要素が入っているようです。
何でしょう?わくわくしますね。
ということで、『天使突抜六丁目』に、こうご期待!
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CO2東京上映展2011 において、山田雅史監督がトークゲストとして出演します。
CO2東京上映展2011
期間:2011年7月23日(土)〜8月5日(金) 連日21:10〜
会場:ユーロスペース
7月27日(水)21:10〜
『適切な距離』(大江崇允監督・2011年CO2助成作品)上映+トーク
「CO2出身監督VS本年度CO2監督トークバトル」
★【登壇】山田雅史(映画監督)、板倉善之(映画監督)、大江崇允、加治屋彰人(以上、CO2監督)